作品ガイド · 2019

『キャプテン・マーベル』完全ガイド

映画だけでは分かりにくいところを、あらすじ・相関図・用語でやさしく解説します。

公開
2019
上映時間
124分
作中の時代
1995年

観る前に知っておくと分かりやすいことネタバレなし

舞台は1995年

公開は2019年ですが、物語は1995年の出来事です。若いころのフューリーやコールソンが出てきます。時代の順で観るなら、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の次の作品です。

主人公は記憶をなくしています

最初、主人公は自分が何者なのか分かっていません。観ている人も主人公と一緒に、少しずつ本当のことを知っていく作りです。

宇宙の2つの勢力

宇宙人の帝国「クリー」と、姿を変えられる「スクラル」が戦っています。どちらが正しいのかが、物語の大きなポイントです。

エンドクレジットの途中と後に映像があります

途中の映像は『アベンジャーズ/エンドゲーム』につながります。最後まで観てください。

キャラクター相関図ネタバレあり

キャロル・ダンヴァース(ヴァース)とニック・フューリーを中心に、『キャプテン・マーベル』(2019年)に登場する人物の関係をまとめました。上が地球の仲間、下が宇宙の勢力です。

※著作権の関係で、映画の場面写真やポスターなど、映画に出てくる姿の写真は使えません。顔写真はすべて、自由に使ってよい許可のある俳優本人の写真です(人間でないキャラクターはこのサイトで作ったイラスト、写真が見つからなかった人物は頭文字のアイコン)。

ドラッグで移動、ピンチ(PCはホイール)で拡大・縮小。人物をタップすると説明が開きます。

登場人物の一覧

画像について

顔写真は、Wikimedia Commons にある俳優本人の写真(自由に使えるライセンスのもの)を、正方形に切り抜いて縮小し、使っています。人間でないキャラクターはこのサイトで作ったイラスト、写真のない人物は仮のアイコン(名前の頭文字)です。

あらすじネタバレあり

あらすじを読む(結末までのネタバレを含みます)

1. クリーの戦士ヴァース

宇宙の帝国クリーで、ヴァースは隊長ヨン・ロッグのもとで戦士として訓練を受けている。昔の記憶はなく、知らない女性の夢にうなされている。

2. スクラルにつかまる

任務の途中、ヴァースはスクラルにつかまり、頭の中の記憶を調べられる。逃げ出した彼女は、1995年の地球、ロサンゼルスに落ちる。

3. フューリーとの出会い

S.H.I.E.L.D.のエージェント、ニック・フューリーが調べに来る。姿を変えたスクラルが地球にまぎれこんでいると知り、フューリーはヴァースと手を組む。

4. 自分は誰なのか

ヴァースの記憶の手がかりを追ううちに、彼女が昔、アメリカ空軍のパイロット「キャロル・ダンヴァース」だったと分かる。上司だったローソン博士と一緒に、6年前に事故で亡くなったことになっていた。

5. 親友マリアと本当のこと

キャロルは親友のマリアと再会する。そこへスクラルのタロスが現れ、スクラルは家を奪われて逃げている人たちだと話す。事故の記録から、ローソン博士の正体はクリーの科学者で、戦争を終わらせるためにエンジンを作っていたこと、博士を撃ったのはヨン・ロッグだったことが分かる。

6. あの日に起きたこと

キャロルは、エンジンを壊したときにその力を浴びて、特別な力を得ていた。クリーは記憶をなくした彼女を連れ去り、自分たちの戦士として育てていた。

7. 本当の力

宇宙の隠れた研究所で、キャロルはクリーに付けられていた力を抑える装置を壊し、本当の力を出せるようになる。地球を攻撃しようとしたクリーの艦隊を、一人で追い払う。

8. 別れとアベンジャーズの始まり

キャロルはスクラルの新しい故郷を探すため宇宙へ旅立ち、フューリーにポケベルを渡す。フューリーは、キャロルの空軍時代の呼び名「アベンジャー」から、新しい計画の名前を考える。

シーンごとの詳しいあらすじを読む

用語集

クリー帝国
宇宙にある大きな帝国。人工知能「スプリーム・インテリジェンス」が治めている。ヴァースはここの戦士として育てられた。
スクラル
どんな人にも姿を変えられる宇宙人。クリーとは長く戦っている。
スターフォース
ヴァースが所属するクリーの精鋭部隊。隊長はヨン・ロッグ。
スプリーム・インテリジェンス
クリー帝国を治める人工知能。会う人によって、その人が一番尊敬する人の姿で現れる。
ペガサス計画
アメリカ空軍とローソン博士が進めていた秘密の研究。光の速さで飛べるエンジンを作ろうとしていた。
四次元キューブ(テッセラクト)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』にも出てきた青いキューブ。ローソン博士はこの力でエンジンを動かそうとしていた。
フラーケン
見た目は猫だが、実は口の中に触手を持つ別の生き物。グースの正体。
ポケベル
1990年代に使われていた、短い連絡を受け取る小さな機械。キャロルが最後にフューリーに渡す。

ここが分かりにくい!Q&Aネタバレあり

結末に関わる内容を含みます。

なぜ「ヴァース」という名前だったの?

事故のとき壊れた認識票(名前の入った金属の札)に、「キャロル・ダンヴァース」の一部の文字しか残っていなかったからです。クリーはそれを名前として使いました。

スクラルは悪者じゃないの?

この作品では、スクラルは故郷を失って逃げている人たちとして描かれます。クリーがスクラルを攻撃していたので、キャロルは最後にスクラルを助けます。

スプリーム・インテリジェンスはなぜローソン博士の姿なの?

会う人が一番尊敬する人の姿で現れるからです。キャロルは記憶をなくしていても、心の中でローソン博士を大切に思っていました。

フューリーの目はなぜ両方ある?

この作品はフューリーが片目を失う前の話だからです。最後に、猫のグースにひっかかれたことが原因だと分かります。

なぜキャロルはこの後しばらく地球に来ないの?

スクラルの新しい故郷を探すため、宇宙の遠くへ旅立ったからです。本当に困ったときに呼べるよう、フューリーにポケベルを渡しています。

コールソンがいるのはなぜ?

1995年のコールソンは、S.H.I.E.L.D.に入ったばかりの新人です。『アイアンマン』などに出てくる彼の、若いころの姿です。

見逃しやすいポイント・小ネタ

「アベンジャーズ」の名前の由来

フューリーが計画の名前を決めるきっかけは、キャロルの戦闘機に書かれていた呼び名「アベンジャー」です。

1990年代の小ネタ

レンタルビデオ店、ポケベル、パソコンの遅さなど、1995年らしい物があちこちに出てきます。

マリアの娘モニカ

マリアの娘モニカは、大人になって『ワンダヴィジョン』と『マーベルズ』に登場します。

タロスとフューリーの関係はこの後も続く

タロスとフューリーは、のちの作品でも一緒に登場します。

スタン・リーのカメオ出演

マーベル・コミックの生みの親スタン・リーが、電車の中で台本を読む乗客として登場します。

ラストとおまけ映像ネタバレあり

エンドクレジットの後のおまけ映像

ミッドクレジットでキャロルがアベンジャーズ本部に現れる(エンドゲームにつながる)。ポストクレジットは猫のグースがキューブを吐き出す小ネタ。

次に観るとよい作品

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