作品ガイド · 2019
映画を最初から最後まで、場面ごとに文章でたどります。これを読めば、話の流れがすべて分かります。
※結末まで、すべてのネタバレを含みます。
宇宙の帝国クリーの都ハラ。戦士ヴァースは、見知らぬ年上の女性と墜落する飛行機の悪夢を繰り返し見る。彼女には6年より前の記憶がない。
上官のヨン・ロッグは、手から光の力を放つヴァースに「感情を抑えろ」と教える。クリーを治める人工知能スプリーム・インテリジェンスに会うと、それは夢の中の女性の姿で現れた。
スターフォースという部隊で仲間を救いに向かったヴァースは、どんな姿にも化けられる宇宙人スクラルの待ち伏せにあい、さらわれてしまう。
スクラルのリーダー、タロスは機械でヴァースの記憶をのぞく。出てきたのは地球の空軍基地、仲間の女性、そして実験機の墜落だった。タロスは「ペガサス計画」の場所を探していた。
ヴァースは脱出し、小型船でロサンゼルスのレンタルビデオ店の屋根を突き破って落ちる。1995年の地球だった。
現場に来たのは、組織シールドの若い捜査官ニック・フューリーと新人のフィル・コールソン。そこへスクラルが現れ、ヴァースは電車の上で追いかけて、おばあさんに化けたスクラルと戦う。
フューリーは、宇宙人がいるという話を信じ、ヴァースと一緒に動くことにする。2人はペガサス計画の基地へ向かう。フューリーの上司ケラーは、実はタロスが化けた姿だった。
基地の記録から、夢の女性がウェンディ・ローソン博士だと分かる。そしてヴァースの写真が見つかる。彼女の本当の名前はキャロル・ダンヴァース。空軍のパイロットで、1989年にローソン博士と一緒に墜落して死んだことになっていた。基地には猫のグースもいた。
ケラー(タロス)とスクラルたちが基地にやって来る。キャロルとフューリーはグースを連れ、ジェット機で逃げ出す。
2人は、キャロルの最後を見た空軍の親友マリア・ランボーを訪ねる。マリアと娘モニカは、死んだはずのキャロルを見て驚き、喜ぶ。
マリアは昔の写真や思い出を見せ、キャロルがどんな人だったかを話す。何度転んでも立ち上がる、負けず嫌いな人だった。
そこへタロスが、戦うためではなく話をしに来る。スクラルはクリーに故郷を追われた難民で、家族を探しているだけだった。ローソン博士の正体はクリーの科学者マー・ベルで、スクラルを逃がすために光より速く飛べるエンジンを作っていた。
墜落した飛行機の録音を聞いたキャロルは、すべてを思い出す。墜落の後、ヨン・ロッグがローソン博士を撃った。キャロルはエンジンを敵に渡さないように撃ち、その爆発の力を体に浴びた。クリーは彼女を連れ去り、記憶を消して自分たちの戦士にしていた。
ローソン博士の研究所は、地球の周りに隠されていた。マリアはパイロットとして一緒に行くことを決め、みんなで宇宙へ飛び立つ。
研究所には、タロスの妻と娘を含むスクラルの難民たちが隠れていた。エンジンの力のもとは、青い立方体テッセラクトだった。
そこへヨン・ロッグたちが来て、みんなを捕まえる。キャロルはスプリーム・インテリジェンスとつながれ、「お前はクリーが与えた力がなければ何者でもない」と言われる。
キャロルは、子どものころから何度も倒れては立ち上がった自分の姿を思い出す。首に付けられていた力を抑える装置を外し、本当の力に目覚める。
体じゅうが光り輝くキャロルは、スターフォースの兵士たちを次々に倒す。その間にフューリーたちはスクラルを逃がす。グースは、実は触手を持つ宇宙生物で、テッセラクトを飲みこみ、フューリーの片目をひっかく。
クリーの艦隊を率いるロナンが、地球にミサイルを撃とうとする。キャロルは宇宙へ飛び出してミサイルを壊し、船を体当たりで破壊する。ロナンは退却する。
地上でヨン・ロッグは「力を使わず素手で戦え」と挑発する。キャロルは「あなたに証明することは何もない」と一撃で吹き飛ばし、クリーの星へ送り返す。
キャロルは、スクラルの新しい故郷を探すため宇宙へ旅立つ。フューリーに、本当に困ったときに呼ぶための改造したポケベルを渡していく。
フューリーは、ヒーローを集める計画を書き始める。計画の名前は、キャロルの戦闘機に書かれていた呼び名から「アベンジャーズ」とした。
時は進み、仲間の半分を失ったアベンジャーズが、フューリーのポケベルを調べている。信号が止まった瞬間、キャロルが現れて「フューリーはどこ?」と聞く。
フューリーの机の上で、グースがテッセラクトを吐き出す。