作品ガイド · 2011

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』完全ガイド

映画だけでは分かりにくいところを、あらすじ・相関図・用語でやさしく解説します。

公開
2011
上映時間
124分
作中の時代
1940年代

観る前に知っておくと分かりやすいことネタバレなし

物語の時代順でいちばん最初の作品です

舞台は1940年代の第二次世界大戦。公開は2011年ですが、MCUの出来事を時代の順に追うなら、この作品から始まります。

強さより「心」の物語です

スティーブは最初、体が小さく弱い青年です。それでも逃げずに立ち向かう性格が、彼が選ばれた理由です。

青く光るキューブに注目

悪役が手に入れる青いキューブ(四次元キューブ)は、この後のMCUで何度も出てくる大事な物です。

エンドクレジットの後まで観る

最後まで観ると、次の『アベンジャーズ』につながる映像が流れます。

キャラクター相関図ネタバレあり

スティーブ・ロジャースとペギー・カーターを中心に、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)に登場する人物の関係をまとめました。上が仲間、下が敵(ヒドラ)です。

※著作権の関係で、映画の場面写真やポスターなど、映画に出てくる姿の写真は使えません。顔写真はすべて、自由に使ってよい許可のある俳優本人の写真です(人間でないキャラクターはこのサイトで作ったイラスト、写真が見つからなかった人物は頭文字のアイコン)。

ドラッグで移動、ピンチ(PCはホイール)で拡大・縮小。人物をタップすると説明が開きます。

登場人物の一覧

画像について

顔写真は、Wikimedia Commons にある俳優本人の写真(自由に使えるライセンスのもの)を、正方形に切り抜いて縮小し、使っています。人間でないキャラクターはこのサイトで作ったイラスト、写真のない人物は仮のアイコン(名前の頭文字)です。

あらすじネタバレあり

あらすじを読む(結末までのネタバレを含みます)

1. 氷の中の発見

現代の北極で、氷に埋まった大きな飛行機が見つかる。中には、星のマークの丸い盾があった。物語はここから約70年前にさかのぼる。

2. 兵士になれない青年

1940年代のニューヨーク。スティーブ・ロジャースは体が小さく病気がちで、何度も軍の検査に落ちる。それでも諦めない彼を、親友のバッキーはいつも気にかけている。

3. アースキン博士との出会い

スティーブの強い心に気づいたアースキン博士は、彼を「超人兵士」の計画に選ぶ。訓練でも、スティーブは手りゅう弾(実は偽物)に覆いかぶさって仲間を守ろうとし、博士の考えが正しいことを示す。

4. 実験の成功と悲劇

実験は成功し、スティーブは大きく強い体になる。しかしその直後、ヒドラのスパイがアースキン博士を撃ち、博士は亡くなる。血清の作り方は博士しか知らなかったため、超人兵士はスティーブ一人だけになる。

5. ショーの人気者から本物のヒーローへ

軍はスティーブを戦場に出さず、「キャプテン・アメリカ」として宣伝ショーに出す。戦地のイタリアで、バッキーの部隊がヒドラに捕まったと知ったスティーブは、命令を無視して一人で助けに行き、多くの捕虜を救い出す。

6. ハウリング・コマンドーズの戦い

スティーブは助けた兵士たちと部隊を作り、新しい丸い盾を手にヒドラの基地を次々と攻める。しかし、列車での作戦中にバッキーが谷底へ落ちてしまう。

7. 最後の戦い

レッド・スカルは、キューブの力で作った爆弾をのせた巨大な飛行機で、アメリカの都市を攻撃しようとする。スティーブは飛行機に乗り込んでスカルと戦う。スカルはキューブに触れて光の中へ消える。

8. ペギーとの約束、そして現代へ

爆弾を止めるため、スティーブは飛行機を北極の氷に突っ込ませる。無線でペギーと「今度ダンスをしよう」と約束したまま、通信は途切れる。目を覚ますと、そこは約70年後のニューヨークだった。

シーンごとの詳しいあらすじを読む

用語集

四次元キューブ(テッセラクト)
青く光る立方体。とてつもない力を持ち、レッド・スカルはこれを使って強力な兵器を作る。この後もMCUの多くの作品に登場する。
ヒドラ
ナチスの科学部門として始まった秘密組織。リーダーはレッド・スカル。やがてナチスからも離れ、自分たちが世界を支配しようとする。
超人血清
アースキン博士が作った、人の体を強くする薬。体だけでなく、その人の心の中にあるものも大きくする。
SSR(戦略科学予備軍)
スティーブを選んだアメリカの秘密の部隊。フィリップス大佐が指揮し、ペギーも所属している。
ヴィブラニウムの盾
ハワード・スタークが用意した、丸い盾。とても丈夫で衝撃を吸収する金属「ヴィブラニウム」でできている。
ハウリング・コマンドーズ
スティーブが捕虜収容所から助け出した兵士たちで作った部隊。バッキーやダガンがいる。
キャプテン・アメリカ
もともとは、戦争のお金を集めるための宣伝ショーでスティーブが演じた役の名前。のちに本物のヒーローの名前になる。

ここが分かりにくい!Q&Aネタバレあり

結末に関わる内容を含みます。

レッド・スカルの顔はなぜ赤いの?

アースキン博士が以前に作った、まだ完成していない血清を自分の体に使ったからです。力は手に入れましたが、顔は赤い骸骨のようになってしまいました。普段はマスクで隠しています。

なぜスティーブだけが超人兵士になったの?

血清の作り方を知っていたアースキン博士が、実験の直後にヒドラのスパイに殺されたからです。残っていた血清も壊されてしまい、同じ兵士をもう作れなくなりました。

アースキン博士はなぜスティーブを選んだの?

血清は、その人の心の中にあるものまで大きくしてしまうからです。強い人より、弱さを知っていて優しい人のほうがいい、と博士は考えました。

レッド・スカルはどうなったの?

最後にキューブに触れ、光の中に吸い込まれて姿を消します。この作品では、その後どうなったかは分かりません。

バッキーは死んでしまったの?

この作品では、列車から谷へ落ちて行方が分からなくなります。スティーブは亡くなったと思っています。バッキーのその後は『ウィンター・ソルジャー』で大事な意味を持ちます。

なぜスティーブは70年も生きていたの?

北極の氷の中で凍ったまま眠っていたからです。超人血清のおかげで、体は無事でした。

最後の部屋はなぜ昔風だったの?

目を覚ましたスティーブが驚かないように、S.H.I.E.L.D.が1940年代風の部屋を用意していました。でもラジオの野球中継が昔の試合だと気づき、スティーブは外へ飛び出します。

見逃しやすいポイント・小ネタ

ハワードはトニーの父親

スティーブの盾を用意する発明家ハワード・スタークは、『アイアンマン』のトニー・スタークの父です。万博で空飛ぶ車を発表する場面も、トニーの性格に通じるものがあります。

最初の盾は丸くない

宣伝ショーのころのスティーブは、下がとがった形の盾を持っています。おなじみの丸い盾は、物語の後半で手に入れます。

細い体のスティーブ

実験前の小さなスティーブは、演じるクリス・エヴァンスの体を映像技術で小さく見せて作られています。

スタン・リーのカメオ出演

マーベル・コミックの生みの親スタン・リーが、勲章の式典の場面で将校として登場します。

キューブはこの後も大事

海に沈んだキューブは、その後の作品で何度も物語のカギになります。

ラストとおまけ映像ネタバレあり

エンドクレジットの後のおまけ映像

エンドロールの後に、次の『アベンジャーズ』の予告映像が流れる(現代のスティーブとフューリーの場面から始まる)。

次に観るとよい作品

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