作品ガイド · 2022
映画を最初から最後まで、場面ごとに文章でたどります。これを読めば、話の流れがすべて分かります。
※結末まで、すべてのネタバレを含みます。
ロンドンの博物館のみやげ物売り場で働くスティーヴン・グラントは、古代エジプトが大好きな、気の弱い青年。夜に出歩かないよう、足首をベッドにくさりでつないで眠る。
ある朝、スティーヴンはオーストリアの山の村で目を覚ます。手には、金色のスカラベが握られていた。
村では、アーサー・ハロウという男が人々の心を「天秤」で裁いていた。ハロウはスティーヴンにスカラベを渡すよう迫る。
ロンドンに戻ったスティーヴンは、鏡の中から話しかける自分と同じ顔の男マークに気づく。博物館で怪物に襲われたとき、スティーヴンは体をマークに預け、マークは白い姿のヒーローに変身して怪物を倒す。
マーク・スペクターは元兵士の傭兵で、月の神コンスの「手先」として悪人を罰していた。
マークの妻レイラが、スティーヴンを訪ねてくる。スティーヴンは、自分が結婚していたことも知らなかった。
スティーヴンも変身できるようになり、白いスーツ姿のミスター・ナイトになる。
ハロウは、ワニの頭の女神アメミットの墓を探していた。アメミットが解き放たれれば、悪いことをする前の人まで裁かれてしまう。マークたちはエジプトへ向かう。
エジプトの神々の前で、ハロウとマークが話し合うが、神々はハロウを止めない。怒ったコンスは、夜空の星を動かして、昔の夜空を見ようとする。そのせいでコンスは石に閉じこめられる。
スティーヴンとレイラは、ピラミッドの中のアメミットの墓にたどり着く。
墓の中でハロウに撃たれ、マークは倒れる。
目を覚ますと、マークは精神病院にいた。そこにはハロウが医師として現れる。そして、カバの姿の女神タウエレトが現れ、ここは死者の世界だと告げる。
死者の世界で、マークとスティーヴンの心は天秤にかけられる。2人は、自分たちの過去の記憶をたどっていく。
子どものころ、マークの弟ランドールは洞窟で溺れて亡くなった。母親は、そのことでマークを責め、ひどく当たった。
スティーヴンは、そのつらい日々からマークの心を守るために生まれた人格だった。
スティーヴンは、砂の海に落ちて石になってしまう。
マークは、スティーヴンを置いていけないと、砂の海へ戻る。2人は一緒に生き返る。
ハロウはアメミットを解き放つ。レイラは、女神タウエレトの手先となり、新しい力で戦う。
カイロの街で、巨大な月の神コンスとアメミットが戦う。マークとスティーヴンはハロウと戦い、アメミットはハロウの体に閉じこめられる。
マークとスティーヴンは、コンスに自分たちを自由にしてほしいと願い、コンスは承知する。
ハロウは病院から連れ出され、コンスの前に引き出される。ハロウを撃ったのは、マークでもスティーヴンでもない、3人目の人格ジェイク・ロックリーだった。