作品ガイド · 2021
映画を最初から最後まで、場面ごとに文章でたどります。これを読めば、話の流れがすべて分かります。
※結末まで、すべてのネタバレを含みます。
白黒の画面に、笑い声の入った昔風のホームドラマが始まる。ワンダとヴィジョンは、ウェストビューという町に引っ越してきた新婚夫婦。ワンダは魔法、ヴィジョンは物をすり抜ける力を、近所の人にばれないように使っている。
ヴィジョンの上司夫妻を家に招いた夕食で、上司が食べ物をのどにつまらせて苦しみ出す。ワンダの「止まって」の一言で、何事もなかったように元に戻る。
最後に、このドラマの画面を、どこかの部屋の装置で見ている誰かの手元が映る。
ワンダとヴィジョンは、町の出し物で手品を披露する。ヴィジョンは酔ったような様子になり、ワンダが魔法でごまかす。
白黒の世界の中に、赤と黄色のおもちゃのヘリコプターが現れる。さらに、マンホールから防護服の男が出てきて、ワンダはそれを「巻き戻す」。
ワンダのお腹が、急に大きくなっている。
ラジオから「ワンダ、聞こえるか」という声が流れる。
1970年代のカラーの画面。ワンダはその日のうちに出産し、双子の男の子トミーとビリーが生まれる。
隣人のジェラルディンが、ワンダの兄ピエトロとウルトロンの名前を口にする。ワンダの顔色が変わる。
ジェラルディンは、町の外へ吹き飛ばされる。
ジェラルディンの正体は、組織ソードのモニカ・ランボーだった。指パッチンから戻ったばかりの彼女は、町の異変を調べるうちに、町に飲みこまれていた。
町の外では、ソード、FBIのジミー・ウー、科学者ダーシーが基地を作っていた。町の電波から、ワンダのドラマが見えることが分かる。
ドラマの中で一瞬、ヴィジョンが死んだときの姿で現れる。ワンダはすぐにそれを消す。
1980年代。双子は数分で10歳ほどに成長する。
ヴィジョンは、町の人が操られているのではないかと疑い、ワンダと言い争う。
ソードの司令官ヘイワードは、本物のヴィジョンの体を持っていると明かす。
家のドアを開けると、亡くなったはずの兄ピエトロが立っていた。ただし、顔は昔とちがう俳優だった。
2000年代風のドラマ。家族はハロウィンの夜に仮装して出かける。
ヴィジョンは町の端まで歩いていく。そこで止まっている町の人々を見て、町の外へ出ようとするが、体がばらばらになりかける。
ワンダはヴィジョンを救うため、町を包む壁を大きく広げ、外の基地の人々まで飲みこむ。
2010年代のドキュメンタリー風のドラマ。ワンダはカメラに向かって本音を話す。
モニカは何度も壁を通り抜けようとし、体に特別な力が宿る。
隣人アグネスは、自分が魔女アガサ・ハークネスだと明かす。すべての裏には彼女がいた、と歌が流れる。
アガサはワンダを過去の記憶へ連れていく。ソコヴィアで両親を失った夜、マインド・ストーンに触れた日、アベンジャーズでの日々。
ヴィジョンを失った悲しみから、ワンダは自分でも気づかないうちに町全体を作り変え、ヴィジョンを生み出していた。
アガサは、ワンダこそ伝説の魔女スカーレット・ウィッチだと言う。外では、ソードが白いヴィジョンを動かし始める。
空ではワンダとアガサが魔法で戦い、町ではヴィジョンと白いヴィジョンが戦う。
ヴィジョンは話し合いで白いヴィジョンの記憶をよみがえらせ、白いヴィジョンは飛び去る。
ワンダはアガサの力を逆に利用して勝ち、アガサを町のおせっかいな隣人の姿のまま閉じこめる。
ワンダは町を元に戻すことを決める。壁が消えていく中で、双子とヴィジョンに別れを告げる。
途中の映像では、モニカが宇宙人スクラルから宇宙に誘われる。最後の映像では、山小屋で本を読むワンダの耳に、双子の助けを呼ぶ声が届く。