作品ガイド · 2002
映画を最初から最後まで、場面ごとに文章でたどります。これを読めば、話の流れがすべて分かります。
※結末まで、すべてのネタバレを含みます。
ニューヨークの高校生ピーター・パーカーは、勉強は得意だが内気で、いじめられることもある。両親を亡くし、ベンおじさんとメイおばさんに育てられた。となりの家のメリー・ジェーン(MJ)に、ずっと片思いをしている。
学校の見学で、大学の研究所を訪れる。親友ハリー・オズボーンも一緒だ。そこで、遺伝子を組みかえた特別なクモが、ピーターの手をかむ。
ハリーの父ノーマン・オズボーンは、大会社オズコープの社長。軍との契約を守るため、人を強くする薬を自分の体で試す。薬の後、ノーマンは別人のように凶暴になる。
翌朝、ピーターはメガネがいらなくなり、体は引きしまっていた。壁にはりつき、手首からクモの糸を出し、危険を前もって感じとれるようになっていた。
いじめっ子のフラッシュとけんかになるが、ピーターは素早い動きで相手を倒してしまう。
ピーターは街の屋根の上で、糸を使って飛び回る練習をする。
車でピーターを送るベンおじさんは、「大いなる力には、大いなる責任がともなう」と語りかける。しかし、ピーターは反発してしまう。
MJに好かれたくて車を買うお金がほしいピーターは、覆面をかぶってプロレスの試合に出て勝つ。しかし主催者は、約束の賞金をごまかす。
その直後、主催者のお金を盗んだ強盗が、ピーターの横を走り抜ける。ピーターは「自分には関係ない」と、わざと見逃す。
外に出ると、ベンおじさんが車をうばわれ、撃たれていた。ベンおじさんはピーターの腕の中で亡くなる。ピーターは犯人を追いつめるが、それは自分が見逃した強盗だった。
高校を卒業したピーターは、赤と青のスーツを作り、スパイダーマンとして街で人々を助け始める。
新聞社デイリー・ビューグルの編集長ジェイムソンは、スパイダーマンを悪者あつかいする。ピーターは、自分のスパイダーマンの写真を新聞社に売ってお金をかせぐ。
緑のマスクをかぶり、空飛ぶ板に乗った怪人グリーン・ゴブリンが、オズコープの役員たちを襲う。
街のお祭りで、ゴブリンがバルコニーを爆破する。スパイダーマンは、落ちかけたMJを救う。
その後、夜の路地でMJが不良に囲まれ、スパイダーマンが助ける。さかさまにぶら下がったスパイダーマンのマスクを少し上げ、MJはキスをする。
ゴブリンはスパイダーマンに、手を組もうと持ちかけるが、スパイダーマンは断る。
感謝祭の夕食で、ノーマンはピーターの腕の傷に気づき、ピーターこそがスパイダーマンだと知る。
ゴブリンはメイおばさんの家を襲い、メイおばさんは入院する。
ゴブリンはMJをさらい、橋の上で、子どもたちの乗ったロープウェイと一緒につり下げる。どちらか一方しか助けられない、とスパイダーマンにせまる。
スパイダーマンは両方を救おうとする。ゴブリンの攻撃を受けるが、橋の上の人々が物を投げてゴブリンをじゃまする。スパイダーマンは、MJと子どもたちを両方とも救う。
廃墟でゴブリンと激しく戦う中、ゴブリンはマスクを取り、ノーマンの顔で許しを求める。しかしそのすきに、空飛ぶ板でピーターをねらう。ピーターがよけると、板はノーマン自身に突きささる。
ノーマンは「ハリーには言うな」と言い残して息を引き取る。
ピーターはノーマンの遺体を家に運ぶ。それを見たハリーは、スパイダーマンが父親を殺したと思いこみ、復しゅうを誓う。
ノーマンの葬式の後、MJはピーターに自分の気持ちを打ち明ける。ピーターは、MJを危険にさらしたくないため、友だちでいようと答える。
ピーターは、ベンおじさんの言葉を胸に、スパイダーマンとして生きていくことを決める。