作品ガイド · 2021
映画を最初から最後まで、場面ごとに文章でたどります。これを読めば、話の流れがすべて分かります。
※結末まで、すべてのネタバレを含みます。
2012年のニューヨーク。アベンジャーズに捕まったロキは、騒ぎにまぎれてテッセラクトを手にし、どこかへ消える。着いたのはモンゴルの砂漠だった。そこへ、時計のような装置を持った武装した人々が現れ、ロキを捕まえる。
連れて行かれた先は、時間の流れを守る組織TVAだった。ロキの魔法は効かず、案内役のアニメの時計ミス・ミニッツが、決められた時間の流れから外れた者は「変異体」として裁かれると説明する。
判事ラヴォーナはロキを消そうとするが、捜査官メビウスが止め、ロキを引き取る。
メビウスは、ロキが本来たどるはずだった未来を映像で見せる。母フリッガが自分のせいで死ぬこと、そして自分がサノスに殺されること。ロキはショックを受ける。
逃げ出そうとしたロキは、TVAの職員の机の引き出しにインフィニティ・ストーンがいくつも入っているのを見つける。ここでは石も、ただの文鎮にすぎなかった。
メビウスは、TVAの隊員を次々に襲う変異体を捕まえるのを手伝えと言う。その犯人は、別の時間のロキだった。
1985年のアメリカで、TVAの部隊が変異体に襲われる。変異体は、人の心をのっとる魔法を使っていた。
ロキはTVAの資料を読みあさり、変異体が「世界の終わりの直前の場所」に隠れていると気づく。どうせ消えてしまう場所なら、TVAに見つからないからだ。
2050年、嵐に襲われる町の大型店で、ロキたちは変異体を追いつめる。変異体はフードを脱ぎ、女性の姿で現れる。
彼女はTVAの爆弾を使って、いくつもの時代に時間の分かれ道を作り、自分は光の門へ逃げこむ。ロキもあとを追って飛びこむ。
変異体は、自分の名前をシルヴィだと言う。2人はけんかしながら、TVAの装置を壊してしまい、もうすぐ星が月にぶつかって滅びる世界「ラメンティス」に取り残される。
2人は、星から逃げる人々が乗る箱舟をめざして列車に乗る。道中で、魔法や恋の話、育った環境のことを語り合う。ロキは酒に酔って歌を歌う。
シルヴィは、TVAの隊員たちはみんな、もともと時間の流れの中で暮らしていた変異体だと話す。記憶を消されているだけだった。
2人は箱舟にたどり着くが、目の前で箱舟は壊れてしまう。空から星のかけらが降りそそぐ中、2人は立ちつくす。
滅びる世界で、ロキとシルヴィの間に強い絆が生まれる。それが大きな時間の分かれ道を生み、TVAに見つかって連れ戻される。
メビウスは、TVAの隊員が変異体だというロキの話を聞き、調べ始める。そしてラヴォーナに疑いを持つ。
真実に近づいたメビウスは、ラヴォーナによって消されてしまう。
ロキとシルヴィは、時間の番人たちの前に連れていかれる。シルヴィが番人の首を落とすと、それはただの機械の人形だった。その直後、ロキは消されてしまう。
消えたはずのロキは、がれきの世界で目を覚ます。目の前には、別のロキたちが立っていた。
消された者たちが送られる場所は、時間の果ての荒れ地「ヴォイド」だった。年寄りのロキ、子どものロキ、ワニのロキなどがいた。
ヴォイドには、すべてを飲みこむ雲の怪物アライオスがいる。
TVAでは、シルヴィがラヴォーナからTVAを作った人物の手がかりを聞き出し、自分からヴォイドに来る。生きていたメビウスもロキたちと合流する。
年寄りのロキは、自分の幻の大きな魔法でアライオスの注意を引きつけ、仲間のために犠牲になる。
ロキとシルヴィは、力を合わせてアライオスに魔法をかける。霧が晴れると、時間の果ての城が見える。
城で待っていたのは、TVAを作った男だった。彼は、遠い昔、別の世界の自分たちが互いに争った戦争があったと話す。それを防ぐため、時間の流れを1つにまとめ、TVAで見張っていたのだという。
男は2人に、自分の代わりにTVAを引き継ぐか、自分を殺して再び戦争を起こすかを選べと言う。
ロキは迷うが、シルヴィは男を刺す。男は「また会おう」と言い残して倒れる。時間の流れは、たくさんの枝に分かれていく。
ロキはTVAに飛ばされるが、メビウスは彼を知らない。広間にあった時間の番人の像は、城の男の像に変わっていた。