作品ガイド · 2010
映画を最初から最後まで、場面ごとに文章でたどります。これを読めば、話の流れがすべて分かります。
※結末まで、すべてのネタバレを含みます。
モスクワの古いアパート。トニーが「自分がアイアンマンだ」と発表するテレビを見ながら、老いた科学者アントン・ヴァンコが息を引き取る。息子イワンは父の残した設計図を手に、トニーへの復讐を誓い、胸に光る小型の装置を作り始める。
トニーは、父ハワードが昔開いていた技術の博覧会「スターク・エキスポ」を再開し、スーツ姿で空から舞い降りて観客の大歓声を浴びる。
政府の公聴会で、スターン上院議員はスーツを国に渡せと迫る。ライバル企業のジャスティン・ハマーも、トニーをおとしめようとする。トニーは、他国のまねした失敗作の映像を見せて言い返し、「世界の平和は自分が守っている」と言い張る。
しかしトニーには秘密があった。胸の装置に使っている金属パラジウムの毒が体に回り、血液の検査の数字は日に日に悪くなっていた。代わりの材料はどれもうまくいかない。
死を覚悟したトニーは、会社の社長の座をペッパーに譲る。新しい秘書として、法務部から来たナタリー・ラッシュマンという女性がやって来る。
モナコの自動車レースで、トニーは急に自分で車を運転する。そこへ作業員に化けたイワンが、胸の装置につないだ電気のムチを振り回して現れ、車を次々に切り裂く。
ハッピーとペッパーが車でイワンにぶつかり、かばんに入った持ち運び用のスーツを届ける。トニーはスーツを着てイワンを倒す。
トニーは牢屋のイワンに会いに行く。イワンは「神に血を流させれば、人は神を信じなくなる」と言い、トニーの父ハワードが自分の父を裏切ったと話す。
ハマーは、イワンが死んだように見せかけて牢屋から連れ出す。そして自分の会社の工場で、アイアンマンに負けないスーツを作らせようとする。
死が近いと思うトニーは、自分の誕生日パーティーでスーツを着たまま酔っぱらい、客の前でふざけて危ないことをする。
見かねた親友ローディは、もう1着のスーツを着てトニーを止めに入る。2人の激しいけんかで家はめちゃくちゃになる。ローディはそのスーツを空軍に持ち帰り、軍はハマーに改造を頼む。
落ちこむトニーの前にニック・フューリーが現れる。ナタリーの正体は、フューリーの組織シールドのスパイ、ナターシャ・ロマノフだった。フューリーは毒をおさえる薬を渡し、まだ打つ手はあると言う。
フューリーは、ハワードが残した箱を渡す。古いフィルムの中でハワードは「お前は私の最高の作品だ」と語りかけていた。冷たい父だと思っていたトニーは、父の本当の思いを知る。
トニーは、エキスポの会場の模型が、実は新しい元素の形を表していることに気づく。父は、当時の技術では作れなかったその元素を、息子に託していた。
トニーは家の中に大がかりな装置を作り、新しい元素を作り出す。それを使った三角形の新しい装置を胸に入れると、毒の数字が下がっていく。
そこへイワンから電話が入る。イワンが生きていて、エキスポで何かをする気だと知ったトニーは、会場へ向かう。
ハマーはエキスポで、たくさんの戦闘ロボットと、改造したローディのスーツ「ウォーマシン」を自慢げに見せる。しかしイワンがすべてを乗っ取り、ロボットとローディにアイアンマンを攻撃させる。
ナターシャとハッピーはハマーの会社に乗りこむ。ナターシャは警備員を次々に倒し、ローディのスーツを元に戻す。イワンはすでに逃げていた。
トニーとローディは力を合わせてロボットを倒す。最後に、強いスーツを着たイワンが現れるが、2人が光線を交差させてイワンを倒す。イワンは自分とロボットを爆発させようとする。
トニーはペッパーを爆発から救い出す。社長の仕事に疲れたペッパーと言い合いになるが、2人は屋上でキスをする。
フューリーはトニーに、ヒーローを集める計画についての評価を見せる。アイアンマンは合格だが、トニー・スタークは不合格。それでも相談役として手伝ってほしいと頼む。
トニーとローディは、スターン上院議員から勲章を受け取る。
ニューメキシコ州の砂漠。コールソンが、大きな穴の中に刺さった不思議なハンマーを見つける。