作品ガイド · 2016

『ドクター・ストレンジ』詳しいあらすじ(シーンごと)

映画を最初から最後まで、場面ごとに文章でたどります。これを読めば、話の流れがすべて分かります。

※結末まで、すべてのネタバレを含みます。

第1章 盗まれたページ

図書館の襲撃

ネパールのカマー・タージの図書館に、カエシリウスと手下たちが忍びこむ。番人を殺し、禁じられた儀式が書かれた本のページを破って持ち去る。

ねじれるロンドン

逃げるカエシリウスたちを、エンシェント・ワンが追う。ロンドンの街が万華鏡のように折れ曲がる鏡の世界で戦うが、カエシリウスたちは逃げ去る。

第2章 天才外科医の転落

自信家の医者

ニューヨーク。外科医ストレンジは、ほかの医師の見落としを見ぬいて患者を救うほどの腕前だが、同僚のウェストを人前で笑いものにする。元恋人で同僚のクリスティーンの頼みも、自分の評判にならない仕事なら断る。

夜の事故

パーティーへ向かう途中、ストレンジは雨の山道で、スピードを出しながら電話で患者の資料を見ていた。車はガードレールを越えて崖から落ちる。

ふるえる手

命は助かったが、両手の神経はずたずたになり、金属のピンが何本も入れられる。手のふるえは止まらず、もう手術はできない。

すべてを失う

ストレンジは貯金をすべて、効くかどうか分からない治療につぎこむ。心配するクリスティーンにもひどい言葉を投げつけ、彼女は去っていく。

歩けるようになった男

ストレンジは、下半身が動かなくなったのに、また歩けるようになった男の話を聞く。男はネパールのカトマンズにある「カマー・タージ」という場所のことを教えてくれる。

第3章 カトマンズ

モルドとの出会い

カトマンズで、ストレンジは路地で強盗に襲われる。助けてくれたモルドが、カマー・タージへ案内する。

エンシェント・ワン

エンシェント・ワンの話を、ストレンジは「ばかげている」と笑う。すると彼女はストレンジの心を体から押し出し、いくつもの不思議な次元を旅させる。

教えてください

目を覚ましたストレンジは、教えてほしいと頼みこむが、追い出されてしまう。それでも一晩中、門の外で待ち続け、ついに弟子として迎えられる。

第4章 魔術の修行

スリング・リング

遠くへの入り口を開く修行で、ストレンジは手のふるえのせいでうまくいかない。エンシェント・ワンは彼を雪山の頂上に置き去りにし、自力で入り口を開いて帰ってこさせる。

図書館とウォン

図書館の番人ウォンのもとで、ストレンジは本を夜通し読み、みるみる力をつけていく。

時間をあやつる

ストレンジは、首かざり「アガモットの目」を使い、食べかけのリンゴを元に戻すことに成功する。それを見たウォンとモルドは、自然のおきてを破る危険な力だと強く注意する。

3つのサンクタム

ウォンは、地球を別の次元から守る3つの建物「サンクタム」のことを教える。カエシリウスは、それを壊して暗黒次元の支配者ドルマムゥを呼び寄せようとしていた。

第5章 ニューヨークの戦い

サンクタムの襲撃

ロンドンのサンクタムが壊され、カエシリウスたちはニューヨークのサンクタムを襲う。ストレンジは偶然そこへ入り口を開いてしまい、1人で戦うことになる。

マントに選ばれる

追いつめられたストレンジを、飾られていた赤いマントが助ける。マントは自分で動き、ストレンジを主人に選ぶ。

病院の手術

手下の1人に胸を刺されたストレンジは、自分の病院に入り口を開き、クリスティーンに手術をしてもらう。その間も、体から抜け出した心どうしの戦いが手術室で続く。

エンシェント・ワンの秘密

サンクタムに戻ると、カエシリウスは、エンシェント・ワン自身も暗黒次元の力を借りて長く生きていると明かす。

第6章 師との別れ

鏡の世界の追いかけっこ

ストレンジとモルドは、街がねじれて折りたたまれる鏡の世界で、カエシリウスたちに追われる。助けに来たエンシェント・ワンは、カエシリウスに深く傷つけられる。

雪の中の会話

病院で、心だけになったエンシェント・ワンとストレンジは、窓の外に雪がふる景色の中で話す。彼女は「これはあなたのことではない」と、自分より大きなもののために生きるよう伝え、静かに息を引き取る。

第7章 香港の決着

間に合わなかった

ストレンジとモルドが香港に着くと、サンクタムはすでに壊れ、ウォンは倒れていた。空には暗黒次元が広がり始めている。

時間を戻す

ストレンジはアガモットの目で時間を巻き戻し、ウォンもよみがえらせる。しかしドルマムゥの力が時間の流れを止めてしまう。

取り引きに来た

ストレンジは自ら暗黒次元へ飛びこみ、「取り引きに来た」と言う。ドルマムゥは彼を殺すが、ストレンジは同じ場面に戻ってくる。時間をくり返すようにしていたのだ。何度殺されても、ストレンジは「取り引きに来た」と言い続ける。

ドルマムゥの降参

終わらない時間に耐えられなくなったドルマムゥは、地球から手を引き、カエシリウスたちを連れて去ると約束する。

第8章 その後

モルドの決別

自然のおきてを破るやり方に失望したモルドは、魔術師たちのもとを去る。

インフィニティ・ストーン

ストレンジはアガモットの目をカマー・タージに返す。ウォンは、その中の石がインフィニティ・ストーンだと教える。ストレンジは、ニューヨークのサンクタムを守る魔術師として生きていく。

エンドクレジットの途中

ストレンジのもとをソーが訪ねてくる。行方の分からない父オーディンを、弟ロキと探しているという。

エンドクレジットの後

モルドは、魔術で歩けるようになった男から力を奪い、「この世界には魔術師が多すぎる」と言う。